オリンピックの延期。
Jリーグの延期。
大会の延期が決まり、再開の目処が立ち始めた。
そんな中、
甲子園の中止、
インターハイの中止、
中体連の中止、
そして総理大臣杯(大学サッカーの夏の全国大会)の中止も発表された。
3年間ないし4年間の全てを賭けてきた学生も多くいる。
もし自分だったらと思うと、悔しいどころの話ではない。悔しさのぶつけどころもない今の状況にかける言葉が見つからない。
物事をサッカーと関係付けてしまう自分。ふと思い出した出来事がある。
自分が中学生のときの話だ。
雨が激しく降り、ピッチが悪くて文句を言っている自分たちがいた。
そんな自分たちに当時のコーチが言った。
「お前たちはなにに文句を言っているんだ。天気、気温、ピッチコンディションは自分たちの力じゃ変えられないだろ。なら、どうやって取り組むか自分たちで変えられるものに全てを費やせ。」
当時の自分にとって、この言葉はすごく響いた。
今やれることに全力で取り組む。
という自分の信念はここから来ているとさえ思える。
あのときこの言葉に出会たのことで自分の物事の捉え方が変わったと言い切れる。
話を戻そう。
もちろん大会が中止になった今、ポジティブに捉えることは難しい。
でもこの状況は、今まで誰も経験していないこと。
これを乗り越えた今の学生たちは、今までとは違う風を社会に吹かせてくれるはず。
そんな気がしてならない。
悔しさが間違いなく人を強くする!
悔しい、苦しい今だからこそ強く生きよう!
絶対にみんな強くなれる!
少なくとも自分はそう信じている。
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