今回はクロスの入り方について整理していく。
クロスによるゴールというとフィジカルの強い選手が豪快にヘディングで合わせるシーンが思い浮かぶ。
クリスティアーノロナウドや、レヴァンドフスキ、Jリーグで言えば川又選手、都倉選手、ジェイ選手などが代表的な選手ではないだろうか。
ただ自分にそういったプレーができるのか。
それはフィジカル(体格)などの部分で難しいこともある。
できないことで勝負するのではなく、できることは何か。
という中で体格の小さい自分がこだわっているのは、ニアでの勝負である。
今回切り取るシーンはこちら。
"2020.8.23 J2 14節 磐田vs金沢"
お気付きだと思うが自分がゴールを取ったわけではない。
ボールに触れているわけでもない。
ただ自分の中で価値のある動き出しだったと振り返ることができるシーンであった。
だから今回はこのシーンを取り上げていく。
まず前提として、前で潰れたことを狙っていたのではなく、本気でゴールを狙っていた。
だから相手ディフェンダーもクリアの選択ではなく、自分に体を当ててボールに触れさせないことを考えたのだと思う。(憶測です。違ったらすみません。)
正直なところルリーニャ選手(20番)が詰めているかどうかは確認できていなかった。
ただファーサイドに入って来てくれていればチャンスになるとは思っていた。
結果的にボールが中に流れ、ルリーニャ選手が詰めていたことによりゴールが生まれた。
しっかり中で詰めていたルリーニャ選手がいたから素晴らしいゴールとなった。
今回クロスの入り方として良かったところが2つある。
1つ目がスペースを空けておくことだ。
クロスが上がるまでに時間があった。
ここで自分が早く動き出すと、自分の入りたいスペースに相手ディフェンダーも付いてきてしまう。
そこで自分はファーサイドで我慢していた。
この我慢が簡単なようで難しい。
そして2つ目がタイミングだ。
藤田選手(33番)がオーバーラップをしてきた時点でクロスが上がると予測できた。
そのタイミングに合わせ一気にスピードを上げてニアに飛び込むことができた。
ただスピードを上げたときに走り込むコースに関しては、もっと相手ディフェンダーの前に入るイメージを持てていればクロスに合わせることができていたかもしれない。
と振り返ると感じている。
次回以降に活かしていきたい。
以上が今回のシーンの整理である。
良かったところもあればまだ反省すべきところもあるが、この反省を次に繋げていきたいと思う。
ニアでのゴールが生まれ、このブログを通して整理する日が来るように取り組んでいきたい。
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