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  • SEIYA NAKANO

FW論#7「抜け出し#3」


今回は復帰ゴールとなった先日の北九州戦のゴールについて抜け出しの部分にフォーカスして書いていく。


内容に入る前に、、、

復帰ゴールとなったこのゴールに対して多くの皆さんから祝福の声が届いた。

試合の後興奮してなかなか寝付けなかったため、自分に届いた言葉を1つ1つ読ませてもらった。

そして改めて感じた思い。

「多くの皆さんに支えられていること」

それは「自分は1人じゃない」ということ。

怪我をして一番始めに感じたのもこの感情。

それは今も日々感じている。

振り返ると怪我をする前の自分は自分の事で精一杯であった。

焦りやプライド、自分が勝手に作りあげた使命感でいっぱいいっぱいになっていたように思える。

でも怪我をして冷静にそして客観的に自分と向き合う時間が増えた。

今まで大怪我をした事なかった自分にとっては新鮮な時間であり非常に有意義だった。

怪我をしてよかった。とまでは思えないけれど、怪我をしてよかったこともあるんだなと捉えている自分がいる。

そして先日のゴール。

怪我をしてから約9ヶ月。ようやく自分の居場所に戻って来れた。そんな感覚であった。

改めてこの場を借りて言わせてもらいます。


「ただいま!」


前置きが長くなった。

今回は”抜け出し”にフォーカスする。

切り取るシーンはこちら。

“2020.7.19 J2 6節 磐田vs北九州”

ポイントは”動き直し”である。

まずなぜフリーになったのか。

状況から整理する。

右サイドの山田選手(10番)からラストパスを出した大森選手(8番)がボールを受けた時、相手のマークがハッキリしておらず自分が浮いていることを感じていた。

その状況からルリーニャ選手(20番)が中へ、山田選手がサイドに駆け上がろうとする動きを見せることにより、相手のマークが引きつけられ、更に自分の周りにスペースができた。

こういった味方選手の動きがあったからこそ、このゴールがあったことは忘れてはいけない。

次に抜け出しのシーンについて。

最初はもう1テンポ早いタイミングでボールを受けるつもりで動き出した。

ただ大森選手は1タッチ増やすことでパスコースを作り出した。

そこで自分は少し戻る動き直しをした。

オフサイドにならないためである。

そのまま動き直しをしていなかったらおそらくオフサイドになっていただろう。

この1ステップを踏むことには日頃からこだわっている。

そしてもう1つ動き直しをした効果がある。

それは出てきたボールに対応をしやすくするということ。

一度動き直しでスピードを緩めることで、出てきたボールのコースやスピードによって自分の走るコース、スピードがコントロールしやすくなった。

自分に合わせろというイメージより、自分の前のスペースであればある程度対応できる状態を作っていたイメージ。

というものの大森選手のラストパスはコース、スピードともに完璧で結局は合わせてもらいました。

ここまでが今回の抜け出したシーンの整理です。

トラップからシュートについては来週書こうと思います。


では来週もお楽しみに。

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