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執筆者の写真SEIYA NAKANO

FW論#8「トラップ→シュート」


前回の続きとなる今回。

まだ読んでいない方は前回の記事 “FW論#7” から読んでいただければ理解が深まると思う。


ということで、今回も

“2020.7.19 J2 6節 磐田vs北九州”

のゴールシーンを切り取り整理していきたいと思う。



抜け出しまでは前回整理したのでトラップのシーンから。


抜け出した際に自分の周りにスペースがあることは確認できていた。

そのため、まずは自分がシュートを打ちやすい位置にボールを置くことを意識した。

グランドの状態が非常に良く、芝が濡れていたためボールが走る(よく滑る)ため、イメージよりも早く自分までパスが届いた。

(※アップしているとは言え、グランドの状態に感覚が慣れるまで少し時間がかかることがある)

ただ自分の中では許容範囲。ボールに反応はできていた。

2タッチ目にシュートが打てるところにボールを置くため、優しいタッチでトラップすることに集中した。

トラップした瞬間「よし!」

良い感触があった。

ところがどっこい…。ボールが思ったよりも前に流れてしまった。

先に書いておくと前に流れたことがシュートの際に功を奏してしまうんですが…。

結局のところやはりグランドの状態に対応できていなかったんですよね。

これからもっと早く対応できるようにしていきます。


そしてシュートシーンについて。


先ほど書いたように思ったよりもトラップが流れてしまった。

そのため一早くボールに追いつくことを考えた。

このチャンスは絶対に逃してはならない。

そんな思いがある中、ボールに追いつくまでに冷静にキーパーの位置を確認している自分がいた。

キーパーが自分に対して詰めてきたのが見えていた。

インサイドでコントロールしたシュート、インステップで思いきり振り抜くシュートのどちらかをイメージしていたが、

これはもしや、トーキックで流し込めばキーパーのタイミングがずれて反応できないんじゃないか?というイメージが浮かびファーサイドが空いている事も確認できた。

そこから迷いはなかった。

右足を目一杯伸ばし、ボールをファーサイドにまっすぐ転がした。

案の定タイミングがずれたシュートとなり、ゴールに繋がった。

トラップは思い通りではなかったけれど、イメージを修正して新たに作ることで結果につながったのだと思う。


以上が今回のゴールシーンについて。

このシーンを整理してみて、

とりあえずやってみて、仮に上手くいかなくても、新しい発見が生まれ成功に繋がる感覚に近いのではないかと思う。


自分も怪我をしてから身体のケアに対して様々なことを試している。

なかなか効果が出なくてやめることもあるが、その経験から自分に合ったケア方法が確立されてきた。

今後ももっとできることはないか向き合っていきたいと思っている。


といういかにも優等生ぶったことを書いて今回は終えたいと思う。


来週もお楽しみに。



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